寛容とは人を受け容れたり罪を許す心の広さを言いますが、「寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容たるべきではない」と、フランス文学者の渡辺一夫は言葉を残しています。
SNSでは世界の様々なニュース記事に対して、言葉や事件をアイコン化して、批判的なセンセーションを巻き起こすことがあるなと思います。
難民問題や、トリコロールのプロフ写真や、ブラック企業や、少子化対策、障害児童、宗教問題など様々です。
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こうした問題を考えるときに、不寛容に対して不寛容たるべきではないという姿勢(=不寛容に対して寛容であれ)を取れる人は大したものだと思うし、自分もそうなりたいと思うのです。
寛容さとは、異質な個性をリスペクトすることだな・・・
なんてことを今朝プールで泳ぎながら、ロバート・デ・ニーロ主演でもリメイクした名作『イントレランス(不寛容)』を思い出したりした後に、日経朝刊で渡辺一夫の前掲の言葉を読み、今日のブログに書き残しておくことにしたのです。
→これは完全な記憶違い!ロバート・デ・ニーロの『未来世紀ブラジル』と『イントレランス』を20代の時に同じ映画館で観たことで、リメイクと記憶違いしてしまいました!